2024年11月11日
おはようございます。
声楽家 福田美樹子です。
明日コンサートでは
プーランク のかりそめの婚約チクルスを歌います。
とても、楽しみです。
フランス音楽は体幹に流れる同調の感覚があり
しっかり楽譜を読み込めば、あとは流れに任せ、よい仕事ができます。
スペイン音楽は体幹としてのフラメンコのコンパスを取り戻したくなり、先日カンテのマヌエルに会ってきました。
彼の手拍子で全て歌うと
あたかも即興で、わたし自身がその音楽を作曲しながら同時に歌っているようになります
洞穴や、森の中で音が広がる情景が浮かび
その中で時空も越えていく、あの体幹を再び感じることができました
彼もパバロッティなどの、オペラをよく聴いて、フラメンコ以外の違った視点を常に持つようにしてるそうです。
同じ歌い手として、共感し合いなんとも楽しい時間です
(そのあとはアンダルシアのメルカドを思い出すような湘南のマルシェを一緒に歩きました😊)
きっちりとはまるクラシックと
即興的な人間味あふれる詩
どちらも愛おしい
そして確実に肉と血となり、体幹に刻まれていくのです。
あなたも違う視点を持ってもう一度自分の仕事に帰ると
愛おしさが増す体験ができるのではないでしょうか
参考になれば嬉しいです
今日も良い一日を
スペインコンサートについて知る